しばらくすると、朝勃が来た。
朝勃は初めて入る生徒会室に、どこか不安を覚えてるようだった。
「来たな」
「よろしくお願いします、、」
そして精密検査が始まった。
手をCTスキャンして、精子の有無を調べたが、精子の反応は無かった。
「どうやら、本当にシコってないようだな」
モコみちは、やっぱりなと思いながら言った。
「一体、どうして何もしていないのに精子が出たのだろうか、、」
モコみちは考えた。
しばらくすると、朝勃は思い出した様に言った。
「あ、そういえば、今日の昼休憩の時間に、あの2人からジュースを渡されて、それが少し苦かったような、、あれ、もしかしたら変な薬とか入っていたんじゃ、、」
モコみちは、
「本当か!?なら、あの2人にも話を聞かなきゃいけないな」
と返した。
「もう帰ったと思うから、教室にある持ち物をチェックしに行こう。」
そう言って、モコみちと朝勃は1年E組に向かった。
1年E組に着いた。当たり前だが、もう放課後なので誰もいない。
「よし、なにか証拠になりそうなものを探そう」
と言って、ゴミ箱の下を見るためにしゃがんだ。朝勃も同様に。
その後ろには、何者かが、木刀を持って、モコみちの頭をじっと見ていた。
続く。
亀太郎