禁欲学園

「オナ禁」を「学び」に

禁欲財団法人オナ禁学園(終)

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「ゼロォォォ!!」

モコみちを襲撃した2人の声が重なった。

モコみちは下を向いたままだった。

 

 

 

「あれ?」

2人は不思議そうにそう言った。

媚薬を飲ませば、確実に射精してしまうはずだ。

今日、適当な生徒を使って、それを実演した。あの時は、たしかに手を使わずに射精した。

効果は絶大、なはずだ。

 

しかし、何も起きないのだ。

 

「な、、なぜた!なぜ射精しない?あいつ、ナニかしたのか?」

「ふ、ここまでか、、、ここまでお前らがバカだったとはな、、、お前、俺のオナ禁歴を知らないのか?」

「ど、どういうことだ、、、」

「率直に言おう。俺は中学2年生の頃からオナニーをしていない。」

「なんだと!?たしかに長いな、、けど、それがなんだっていうんだ?」

「しっかり禁欲精神学を勉強することだな。性欲は100日を超えると自分でコントロールできるんだ。そしてそのコントロールは、100日から日数を重ねるごとにより正確になる。俺は、100%正確に性欲を抑制できる。」

「な、なにぃぃぃぃ!」

2人は腰を抜かしたようにその場で後ろに倒れた。

しかし、すぐその後、

「だが、それがどうした?だったらプランBだ!お前のチンコをこすって、強制的に射精させてやる!おら!さっさとチンコ見せやがれ!!」

しかしモコみちは、

「お前たち、周りが見えてないな。」

と一蹴した。2人は、

「どういうことだ?」

と言って、後ろを見た、

 

するとそこには、朝勃と副生徒会、錦ツバサがいた。

 

ツバサはすぐに2人の腕を掴み、床に倒し、押さえつけた。

 

朝勃は言った。

「お、お前たち!俺は気絶したふりをしただけだ!まんまと騙されたな!」

 

ツバサも言った。

「朝勃から聞いて駆けつけたら、なんか校則違反してないか?拘束して校則違反ってか?」

ツバサはさらに続けた。

「お前たち、初めて会った時からうちの生徒じゃないって分かったぜ。お前ら、オナニー臭いんだよ。」 

ツバサのその言葉に2人は困惑していた。その2人を見て、モコみちは

「悪いな。うちの副生徒会長は臭いや気配でオナ猿が判別できるんだ。お前たちがスパイだってことも、もう分かっているはずだ。」

「悪いことは言わない。正直に話せ。お前たち、オナニストだろ?」

横にいた朝勃は、確か授業で、オナニストという、世界にオナニーを広めるために活動している工作員が国内だけでも数百名いると聞いたことがある。まさかセキュリティがしっかりしたいるこの学園の中にもいたなんて、、と思っていた。

ツバサに捕まった2人は、

「ヘッ、そうだよ!俺たちはこの学園を破壊しに来たオナニストだよ!とあるAVメーカーから雇われていてな!お前を潰しに来た。まあ、失敗したがな。あーあ、しょうがねぇ、俺たちはここまでだ。だがな、俺たち以外にもいるぜ、オナニスト。もう破壊のプロジェクト、テクノブレイク計画が進んでいる。手遅れだ、哀れな生徒会長よ、ギャハハハハハ!」

と、捨て台詞を残した。

「こちら生徒会長亀頭モコみち。体育館にてオナニストを拘束。禁欲財団法務部に繋いで、車を手配してほしい。」

 

体育館には、オナニストとモコみちの対照的な声しか聞こえなかった。

 

しばらくすると、黒い車が来て、オナニストの2人を連れて行った。

 

朝勃も帰宅した。

 

モコみちはツバサに声をかけた。

「なぁツバサ。今日俺たちは、火蓋を切ってしまったな。俺たちとオナニスト、決戦の火蓋を。」

ツバサは答えた。

「ああ、だか、俺たちは負けない。この学園を守るための仲間がいる。徹底的に戦おう。」

 

夕焼けの中、並んだ2人の影は、学園校舎に向かって長く伸びていた。

 

第一話「生徒会長」完

 

亀太郎